公務労協は10月21日、午後5時より人見議長、丸山副議長、橋爪副議長らが福田官房長官と会見した。
冒頭人見議長が、10月15日に公務労協を結成したことを報告、組合員の生活と権利を守り公務・公共サービスの充実のために取り組む決意を述べた。また、良好な労使関係構築に政府の努力を求めた。これに対して福田官房長官は公務労協の発展を祈念するとして祝辞を述べた。
丸山副議長からは、不満な内容であるが国営企業の仲裁や給与法が原案どおり成立したことに政府の労を多とし、来年は経済政策の強化を含めて公務員賃金がマイナスとなることのないよう政府としての取り組みを要請した。官房長官は、政府として組合との話し合いを重視していく姿勢を表明した。
また、公務員制度改革に関わって10月7日に行った金子行革担当大臣との会談を報告しつつ、総選挙後の政労会談のスタートにむけて官房長官の尽力を要請した。これに対して官房長官から「誠意を持って努力する」との見解を受けて、この日の会見を終えた。
以上