2006年度公務労協情報 39 2006年4月25日
公務公共サービス労働組合協議会

安全・安心な公共サービスの確立を求める4.25院内集会を実施

 公務労協は25日、行政改革推進関連5法案の国会対策強化と「安全・安心な公共サービスの確立を求める請願」の第4次署名提出のため、参議院議員会館内に各構成組織代表者100名を集めて院内集会を実施した。
 11時30分より行われた集会は、山本公務労協事務局長の司会により進められた。まず、主催者を代表して岡部議長があいさつ、民主党および社民党の議員の奮闘に感謝と激励の意を表し、今週より審議が始まった参議院対策にむけて両党の努力を改めて要請するとともに、「大衆行動の取り組み無くして法案対策はない」と会場の参加者に訴えた。また、岡部議長から両党代表へ署名簿を手交した。
 次に民主党、社民党の3名の代表議員より、衆議院での審議経過の報告と参議院審議にむけた決意表明を受けた。
 はじめに、北橋健治衆議院行政改革特別委員会筆頭理事(民主党衆議院議員)より、厳しい与野党勢力関係のなかで社民党とスクラムを組んで「法案修正、附帯決議」に取り組んできた経過と到達点などが述べられた。
 次に、重野安正社民党国会対策委員長より、小泉改革と行革推進関連法案に対して、引き続き「全力で100%の取り組みを行う」ことの決意を受けた。
 続いて、江田五月民主党参議院議員会長より、衆議院審議で不十分だった点、問題点について連合、公務労協と連携しながらしっかりと取り組んでいくとの決意を受けた。
 最後に、岡部議長の音頭により、今後の参議院の審議対策強化にむけて団結がんばろう三唱を行い、集会を終了した。
 なお、「安全・安心な公共サービスの確立を求める請願」署名は、本日段階で約220万筆を集約、本日の第4次国会提出分は約19万筆であり、未着の署名については連休明けに提出することとしている。

以上