公務労協国家公務員関係部会は、2月8日15時30分から、東京・ホテルジュラクで2016春季生活闘争討論集会を開催した。
集会の冒頭、岩ア議長(林野労組委員長)が主催者を代表して、「2016春季生活闘争では3年連続のベア、実感できる賃上げを勝ち取ることができるかどうかが問われている。同時に格差是正、社会保障、定年延長等の課題についても克服・改善していかなければならない。私たちを取り巻く状況、取り組むべき課題について改めて意思統一し、各構成組織におけるたたかいの強化をお願いする」と挨拶を述べた。
集会には、加藤地方公務員部会事務局長が激励に駆けつけ、地方公務員給与をめぐる情勢や財政健全化における公務員人件費への危機感等を踏まえ、「厳しさのある中での2016春季生活闘争、国家公務員関係部会と地方公務員部会が一丸となって取組みを展開していかなければならない」と決意を表明した。
その後、森永事務局長が2016春季生活闘争をめぐる課題・具体的取組み等について提起した。
また、須田連合総合労働局長を講師に招き「連合2016春季生活闘争方針」について学習した。須田総合労働局長は、「企業規模間格差の是正に向け、『大手を上回る要求・回答はできない』という使用者側、労働者側、社会の3つのマインドを打破しなければならない。大手追従・大手準拠などの構造を転換する運動に挑戦する」と述べ、参加者は2016春季生活闘争方針のポイントについて理解を深めた。
最後に、団結がんばろうを行い、集会を締めくくった。
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