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シンポジウム

2012年3月1日開催
シンポジウム「東日本大震災をとおして見えてきた公共サービスの現状と課題」

2012年3月1日、東京・荒川区のホテルラングウッドで、「2012公共サービスキャンペーン開始中央集会」(主催:公務公共サービス労働組合協議会、 後援:連合、早稲田大学メディア文化研究所)を開催しました。
この集会は、東日本大震災から1年という時期にあたることから「東日本大震災をとおして見えてきた公共サービスの現状と課題」と題するシンポジウムを行いました。会場には民間労組の仲間も含めて全国から150人の参加者が集まりました。大震災の復旧・復興の中での公共サービスの現状と課題を問い直し、あるべき公共サービスのあり方について議論を行うとともに、公共サービス基本条例等制定の必要性について理解を深め、今後の取組みを前進させるにあたって有意義な集会となりました。

ショートリポート

挨拶 シンポジウム開会、主催者挨拶
主催者挨拶として、公務労協中村讓議長がシンポジウムの意義とその目的を話し、司会進行の花村靖公務労協副事務局長がコーディネーター、パネリストを紹介してシンポジウムが始まりました。
第1部 大震災の復旧・復興の中での公共サービスの現状と課題を提起
コーディネーター役の菅沼栄一郎さんが東日本大震災の復旧・復興の中での公共サービスの現状と課題について、問題提起。参加者は自らの経験と重ね合わせながら真剣な面持ちで聞き入っていました。
第2部 パネルディスカッション
阪神淡路大震災を機に災害復興に関する研究に携わっている山中さんは災害復興における問題点を指摘、また公共サービスに詳しい伊藤さんは今回の大地震で見えてきた課題をもとに、平常時からの対策を行うことや自治体人事政策の見直しを行うことなども必要と訴えました。

コーディネーター

菅沼栄一郎 (朝日新聞記者)
1980年、朝日新聞社入社。
政治部、アエラ副編集長、地方自治担当編集委員などを歴任。テレビ朝日「報道ステーション」サンデーに随時出演。

パネリスト

山中茂樹 (朝日新聞記者。現在、関西学院大学災害復興制度研究所教授/主任研究員。日本災害復興学会理事。)
1969年朝日新聞入社。 神戸支局次長、編集委員などを歴任。
伊藤久雄 (公益社団法人東京自治研究センター研究員)
1970年、東京都に入職。自治労東京都本部書記次長などを経て、現在東京自治研究センター研究員、NPO法人まちぽっと理事。